2014-01-01から1年間の記事一覧

DG-Lab(ドゥルーズ・ガタリ・ラボラトリ)発足

9月あたりから、山森裕毅(屈折率)、小倉拓也とともに、ドゥルーズとガタリに関する研究会を立ち上げる相談をしてきました。そして、大方の方向性が定まってきたのでお知らせしたいと思います。 「DG-Lab(ドゥルーズ・ガタリ・ラボラトリ)」は、彼らの著…

雑感

今週は比較的身が空いているので、今のうちに論文を書かねばならない。次回の「現在思想の会」が担当なので、Nelson Goodman, Languages of Art, Hackett Publishing Company, 1976.を少し読み進める。 Not an object the way it is, nor all the ways it is…

世界、身体、精神の信

拒食・過食(両者は概念的に区別されるべきだ)、頭痛、カタトニー、つまり、病む身体と信仰(崇高)の問題を考えるために、シモーヌ・ヴェイユを(趣味的に)読んでいる。準備段階として以下の本を読む。図書館の本ゆえ書き込みなどできなかったが、書誌情…

ギヨーム・ルブラン講演会(於:京都薬科大学)

久しぶりに身が空いたので、また、家の近所ということもあり、京都薬科大学にて行われたギヨーム・ルブラン氏による講演会「生命倫理の考古学」に参加してきました。薬大の教員の方々を中心に30、40名ほどおられただろうか。 講演内で幾度か強調されてい…

雑感

ドゥルーズと狂気 (河出ブックス) 作者: 小泉義之 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/07/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 想定外であった。河出ブックスでしかも講義調で書かれているということなので、もっと簡易的(大衆…

博士論文が公開されています。

大阪大学リポジトリにて、昨年提出しました博士論文が公開されているようです。 大阪大学リポジトリ: ドゥルーズ哲学における思想的断絶と変遷 : 自然の問題を中心に 目次 序 ドゥルーズ哲学の思想的変遷と自然哲学 本論文の構成 第I部 ドゥルーズ哲学におけ…

書籍購入と現実逃避

次回の「哲学概論A」で話すマルクスについての講義ノートを作らねばならないのだが、つらつらと1時間以上ネットをさまよう現実逃避。しかし、家には寝食困難なほどの本があるにもかかわらず、人はなぜ新たに本を買うのか。 ドゥルーズと狂気 (河出ブックス …

博論製本

業者に依頼していた博論の製本版が届き、先日、大学へ提出してまいりました。二冊で1万円ほどしましたが、他社の半額でした。いずれ全文がインターネットで公開されるはずです。 モデルニテ・バロック―現代精神史序説 作者: 坂部恵 出版社/メーカー: 哲学書…

雑感

ここ最近は次年度の講義準備のため、哲学史関連の本をつらつら読んでいた。今日も今日とて、プラトン全集の「パルメニデス――イデアについて――」にざっと目を通していた。(引っ越した際にどうも売り払ってしまったみたいで図書館から借りてコピー)あと最近…

博士論文公聴会が終了しました

昨年末に提出した博士論文の公聴会が本日、無事に終了しました。多忙のところ審査を引き受けてくださった先生方、また、大雪の中集まってくださった方々に、心より感謝申し上げます。 先生方から、非常に重要な指摘・コメントを頂きました。 M先生 論文では…

購入図書など

年末に博士論文を提出し、ようやく本が読める状態になった。しかし、達成感などというものは微塵もありません。やらなければならないことが山積です。ともあれ、2月14日の公聴会の準備を。いったい何を既に買って、何を読むべきなのかを見失いはじめたのでま…