2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『差異と反復』,『意味の論理学』を代表としたドゥルーズの初期作品群はいわば「構造主義」的影響下において執筆されたと言われる.さて,この場合の「構造主義」とは,いったい何を指しているのか.フーコーによる「知の考古学」か,ヤコブソンやトゥルベツコ…

夏風邪ひき、さらに購入。

小泉義之、『「負け組み」の哲学』、2006年、人文書院。 ミッシェル・フーコー、『フーコーコレクション3言説・表象』(小林康夫ほか訳、2006年、ちくま学芸文庫)より。「十九世紀に形成された、弁証法的と言ってもよい諸概念の多くが放棄」され、歴史学そ…

購入購入。

ミッシェル・フーコー、『フーコーコレクション3言説・表象』、小林康夫ほか訳、2006年、ちくま学芸文庫。 中村桂子、『自己創造する生命―普遍と個の物語』、2006年、ちくま学芸文庫。 A・アルトー、『神の裁きと決別するため』、宇野邦一ほか訳、2006年、…

宿題

以下の文章にはいかなる確証も裏づけもなく、単なる私的なメモに過ぎませんので。 宿題「歴史と体系の連関性―レヴィ=ストロースとドゥルーズをめぐって」 そもそもドゥルーズにおいて歴史的時間、通時的概念はどのように位置づけられていたのか。 ・『差異…