2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あるとき、「イ・ヌ」という音の連鎖が発せられたとする。それをわれわれが聞いたとき、音連鎖「イ・ヌ」はわれわれの言語体系における統語論的規則にしたがって、「いぬ」という語として認識され、ある聴覚イメージを引き起こす。その聴覚イメージがシニフ…

ま、新学期の忙しさにのまれ、何もかもが中途半端なまま、ばたばたしております。少し妄想的考察。 まず、ソシュールの記号学において、signe(記号)とは signifiant(意味するもの、意味表現)と signifié(意味されるもの、表現内容)という二側面を備え…

豊作豊作

野矢茂樹『『論理哲学論考』を読む』、2006年、ちくま学芸文庫。 学部のとき図書館でこのハードカバーを「ちら見」し、「これはじっくり読まねば」リストに人知れず登録され てはや4年!!文庫化されました!ちくまに拍手! 電車であとがきを「ちら見」。 …

胃が痛い

比喩でもなんでもなく、肉体的に「胃が痛い」(心身問題としてはもうすでに矛盾)。 今日はビッグ・ボーイでチキンとサラダ。 昨日はユタカでサービスランチ(昼)、秋吉にて焼き鳥たらふく(晩)。 そのまえは忘れた。 そのまえは京都の静にて家庭料理たら…

春は蓄え

本日購入。 ヴァルター・ベンヤミン、『暴力批判論』、野村修編訳、2005年、岩波文庫。 ユクスキュル/クリサート、『生物から見た世界』、日高敏隆ほか訳、2005年、岩波文庫。 小泉義之、『病いの哲学』、2006年、ちくま新書。 小林道夫、『デカルト入門』…

というわけで。

先日、久しぶりの本屋めぐり。 ニコラ・ブルバキ、『ブルバキ数学史上・下』、村田全ほか訳、2006年、ちくま学芸文庫。 夏目漱石、『こころ』、1996年、新潮文庫。 内井惣七、『うそとパラドックス』、1977年、講談社現代新書。 ハイ。非常にデリダのナンシ…