博論提出まで112日

ということのようだ。しかし、これが長いのか短いのか分からないことが怖い。それよりも、大学の始業が9月19日(!)だということに驚愕している。

 

ともあれ本日は、学生たちとヒュームと現象学の読書会。ダン・ザハヴィ『フッサール現象学』(晃洋書房)から、後期フッサールの身体の部分を読んでいる。「本源的に、私は対象としての私の身体についてのどんな意識ももたない」という部分に手こずる。頭では分かっても、いざ説明するとなると難儀。

 

以下、今後の予定(といっても、私的にも公的にも予定は特にない。今回の日仏は見合わせるしかない。)

 

8月31日:D論3章〆(現在半分ほど)

 

9月5日:D論4章〆(前段階では3章に入れるはずであったが、新たな論点(ベルクソ    ン)が見つかったため独立)

 12日:D論5章〆(英語論文の訳)

 19日:大学始業(3限フランス語)

9月中に6章の仮〆かある程度書き終えられれば非常に良い。

 

10月:序論、結論、体裁直し

11月22日:博論題目提出(16時)

12月20日:博論提出(16時)

 

題目提出までに終えておくのが理想。ここのところ読むべき本がないため助かっているが(手元にあるのは郡司ペギオの新刊のみだ)、ともあれ、来年まで多崎つくるもおあずけである。中上健次とか多和田葉子とか読みたいな。

 

群れは意識をもつ 個の自由と集団の秩序 (PHPサイエンス・ワールド新書)

群れは意識をもつ 個の自由と集団の秩序 (PHPサイエンス・ワールド新書)

昨年(?)阪大に来られた際に話されていた「カニ」の話題も。