2006-02-26 「ライプニッツおそるべし!」(81ページ) バイトの休憩中にもぐもぐ読書。 内井惣七、『空間の謎・時間の謎』、2006年、中公新書。 全部読み終わったらまとめて書きますが。著書は、ライプニッツとニュートンをはじめとして、空間の関係説と絶対説の対比を軸に、科学哲学における 時空論を考察する。ライプニッツのモナドロジーにおける、微小知覚−判明な知覚−宇宙全体のダイナミクス、ポアンカレによる 「持続の等しさ」に対する規約主義など、非常に示唆に富む。こりゃ力学、物理学も勉強しなきゃなぁ。 余裕があれば、手元にあるこれらも読まねば。 ポアンカレ、『科学と方法』、吉田洋一訳、2002年、岩波文庫。 ニールス・ボーア、『因果性と相補性』、山本義隆訳、2001年、岩波文庫。