雑感

 

 以前より気になっており、たまたま時間ができたので観る。いろいろ感想・考察に目を通していて思ったのは、「ヨブ記」を軸にしておけば、主人公=ヨブ、日本人と祈祷師=サタン、白服の女=神と整理できるかと思う。神は、ヨブの命を取らないことを条件に、サタンの試みを受けた。日本人と祈祷師が主人公の娘を標的にすること、白服の女は自ら日本人に手を下せないこと、主人公は結局、信を貫くことができなかった(白服の女=神を信じることができなかった)が、命は絶たれなかったこと、これらもそうすると納得がいく。